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インドのオフショア開発一覧!費用相場や選び方も紹介

インドは世界有数のIT大国として知られ、オフショア開発の分野でも長年トップクラスの実績を誇ります。一方、東南アジアでは若年層の豊富なIT人材を武器に台頭する国も少なくありません。そこで本記事では「インド オフショア開発」というキーワードにフォーカスし、インドならではの魅力やメリット・デメリットを解説しつつ、他国との比較も行います。最適なオフショア先を選びたい方に向けて、参考データや具体的なポイントを整理しました。

目次

オフショア開発とは?

オフショア開発の定義

オフショア開発とは、企業が自国以外の海外拠点に開発業務を委託することで、コスト削減やIT人材不足の補完を図る手法を指します。代表的なオフショア先としてはベトナム、中国、インド、フィリピン、インドネシアなどが挙げられ、それぞれに得意分野や人件費、文化的背景などの特長があります。

参考

インドが注目される理由

インドは世界トップクラスのIT人口を抱える国で、英語が実質的に公用語として通じる環境が整っていることから、国際案件への対応力が非常に高い点が際立ちます。また、GoogleやMicrosoftといったIT大手企業が拠点を置いているほか、そこで活躍するインド人エンジニアが多い実績からも、AIやクラウド、モバイルアプリ、FinTechなど、幅広い技術領域に強みを持つことが注目される理由となっています。

インドオフショア開発の特徴

歴史と現状

インドでは1990年代から政府がIT教育に注力し、ベンガルール(Bangalore)をはじめとする都市部に高度なITハブが形成されました。多くのエンジニアが英語を使ってオンラインコミュニケーションに慣れており、海外案件をスムーズにこなすだけでなく、AIやクラウドなどの先進技術を要するプロジェクトでも実績を発揮しています。

メリット(技術力・規模・英語力)

インドのエンジニアはAIやクラウド、データ分析など最先端のIT分野に強みを持ち、大規模プロジェクトや高度な要件にも対応できる技術力を備えています。人口が非常に多いため、優秀な人材を見つけやすいという点もメリットです。さらに、英語が公用語の一つとして広く通用しているため、海外企業とのコミュニケーションが取りやすいという利点があります。

デメリット(コスト上昇・文化ギャップ)

一方で、近年は人件費の上昇がインドのオフショア開発における懸念材料となっています。特にプロジェクトマネージャー(PM)やシニアクラスのエンジニアの需要が高まり、報酬も上がりがちです。また、宗教や文化の違い、祝日や独自の習慣を十分に理解しないままプロジェクトを進めると、スケジュール調整やミーティング時間の設定が難しくなることがあります。日本との時差(3.5〜4時間程度)にも注意が必要です。

表:インドオフショア開発のメリット・デメリット

メリットデメリット
技術力先端分野(AI・クラウド)に強い高スキル人材は人件費が上がりやすい
言語力英語が公用語で海外案件に柔軟対応日本語対応はまだ限定的、通訳orブリッジSEが必須
人口・規模世界最大級のIT人口で大量採用がしやすい離職率が高い場合があり、マネジメントが重要
文化背景IT業界に慣れた国民性、スタートアップ文化が活発宗教行事や時差など、稼働日・稼働時間に制限が生じやすい

参考

インドの開発を成功させるポイント

祝祭日・宗教行事への配慮

インドではディワリ(Diwali)やホーリー(Holi)など、大規模な祝祭日や宗教行事が年間を通じて数多く存在し、国内の労働状況やスケジュールに大きく影響します。こうした期間にはエンジニアが休暇を取ることが多いため、主要な祝祭日や行事の時期をあらかじめ把握し、プロジェクトのタイムラインを調整することが重要です。多宗教・多言語国家ゆえに、社内メンバーの文化的背景にも配慮したうえで稼働日数を見込む柔軟性が求められます。

時差・勤務時間帯の柔軟な設定

日本との時差は3.5〜4時間あり、現地では大都市の交通渋滞などを考慮すると、勤務時間が変則的になることも少なくありません。打ち合わせやコミュニケーションは昼過ぎ~夕方以降の時間帯に集中させるなど、時差を意識したスケジュール管理を行うことで、リアルタイムのやり取りがしやすくなります。

英語力のばらつきとドキュメント化の徹底

インド人エンジニアの多くが英語を話せますが、個人のスキルには差があります。上流工程や管理職層は流暢な英語を使いこなす場合が多いものの、若手やサポートスタッフには多少のギャップがあることも否定できません。こうした齟齬を防ぐためにも、ドキュメント化を徹底し、専門用語や日本特有のビジネスルールを丁寧に解説した仕様書を作成するといった努力が大切です。

離職率とキャリア志向への対応

インドのIT市場は非常に活発で、優秀なエンジニアほど転職市場で引く手あまたの状況にあります。長期プロジェクト中に主要メンバーが離職してノウハウが断絶しないよう、こまめな情報共有やマニュアル整備、メンバーのキャリア志向を考慮したモチベーションアップなど、パートナー企業と協力してチーム体制を安定させる施策を検討しましょう。

多様性と“ジューガード(Jugaad)”の活用

インドには限られたリソースで創意工夫を行う「ジューガード(Jugaad)」と呼ばれる考え方が根づいており、エンジニアが難題をアイデアで突破するケースも少なくありません。ただし、柔軟な発想がしばしば仕様変更や突発的なアイデア転換につながる可能性もあるため、スコープ管理や合意形成をしっかり行いつつ、エンジニアのクリエイティブな提案を生かすバランスが成功のカギです。

開発拠点(都市)の特性を理解する

一口にインドといっても、ベンガルール、ハイデラバード、チェンナイ、プネー、グルガオンなど、各都市によって産業構造や人件費、英語力などの特性が異なります。たとえば、ベンガルールは“インドのシリコンバレー”として多国籍企業が集中し、ハイデラバードも大手外資の研究開発拠点が多い都市です。どの地域がプロジェクトに適しているかを見極めることで、リスクとコストを最適化しやすくなります。


インド vs. 他のオフショア拠点:開発比較

比較項目インド中国(上海・大連など)ベトナム
人件費英語力・スキルを考慮すると魅力的都市部は上昇傾向、地方はやや安い安価だが上昇傾向
エンジニア層英語堪能、先端技術に強い日本語対応なら大連などが強み若年人口多くIT人材豊富
政治・経済情勢政府のIT支援策が活発地域差が大きい外資誘致が進み安定化傾向
強みグローバルプロジェクト経験豊富日系企業の実績が多いコミュニケーションに柔軟
弱み時差・文化の差、離職率の高さ日本語非対応の場合は言語障壁高企業間で英語力に差あり

インドは世界トップクラスのIT人材を抱え、先端技術や英語コミュニケーションに強い点が大きな魅力です。一方、時差や文化的な違い、離職率の高さといった課題をクリアするためには、しっかりとした体制構築が必要となります。

参考:ベトナムのIT人材はなぜ注目されている?IT事情や国策などを紹介

インドで実績のあるオフショア開発企業を3社紹介

Tata Consultancy Services(TCS)

Tata Consultancy Services(TCS)とは

Tata Consultancy Services(以下、TCS)は、インド・ムンバイに本拠を置く世界最大級のITサービス企業の一つです。銀行・金融から製造・流通、公共セクターまで、幅広い業種向けにコンサルティングやシステム開発、運用保守を提供しています。グローバルで培ってきた先端技術の知見とプロジェクト管理ノウハウを活かし、フィリピン拠点をはじめとするオフショア開発体制を強化。コスト競争力と英語力、さらに日本語に対応できるチームを整備することで、日本企業のオフショア開発ニーズに幅広く応えています。

対応範囲

  • 業務システム開発(基幹システム・ERP・CRM・SCMなど)
  • Webサービス / モバイルアプリ開発(iOS / Android / PWAなど)
  • AI / データ解析(機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理)
  • クラウドインフラ構築(AWS、Azure、Google Cloudなど)
  • IoTソリューション(スマートファクトリー、センサー連携など)
  • システム保守・運用(24時間監視、オンサイト保守、運用設計)

対応言語

  • Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
  • フロントエンド技術として React / Vue / Angular などにも対応

開発形態

  • ラボ型開発:長期プロジェクト向けに専任チームを編成し、柔軟にスケール調整が可能
  • 受託開発:要件定義から納品までの一括請負にも対応
  • アジャイル / ウォーターフォール:プロジェクト要件に合わせて最適な開発手法を選択
  • ハイブリッド開発:日本側PMチーム+オフショア拠点エンジニアによる混合開発体制

実績紹介① 大手保険会社向けデジタル変革(DX)プロジェクト

  • 使用技術:AWS、Microservicesアーキテクチャ、Java、React
  • グローバル拠点との連携により、24時間体制での開発・テストを実現。新規システム立ち上げから既存システムの再構築まで一貫して担当し、保険商品のオンライン販売や顧客ポータル機能を強化。
  • ポイント:要件定義段階から日本の専任チームとフィリピン・インド拠点のエンジニアが共同で参画し、複雑な法規制や保険業界特有の仕様を把握。短納期のリリースを複数回行いながらも高品質を維持し、クライアント満足度の向上に貢献。

実績紹介② 大手小売業向けモバイルアプリ開発

  • プロジェクト期間:約1年
  • 開発言語:Kotlin(Android)、Swift(iOS)
  • オムニチャネル戦略の一環で、新規のモバイルアプリを企画・開発。店舗の在庫確認やモバイル決済、ポイント管理を統合し、ユーザーエクスペリエンスを向上。
  • ポイント:TCSが持つUI/UXデザインの知見とアジャイル開発のプロセスを組み合わせ、ユーザーテストを繰り返しながら素早く機能改善を実施。リリース後も保守・運用を担当し、追加要望に柔軟に対応。

料金プラン

TCSではプロジェクト規模・期間・技術要件などを踏まえ、最適なプランを提案しています。

  • ラボ型開発:専属チームを月額制で活用し、プロジェクト状況に応じたスケールアップ・ダウンが可能
  • 受託開発:要件定義完了後に一括見積りを提示し、納期を含めて詳細な計画を提出

詳細は各社の事情や要求仕様によって異なるため、お気軽にお問い合わせください。

企業情報

項目詳細
URLhttps://www.tcs.com/
開発拠点フィリピン(マニラを中心に複数拠点)、日本(東京・他拠点)、インド(ムンバイ・バンガロールなど)、北米・欧州を含むグローバル展開
設立年1968年
従業員数グループ全体で約60万人以上(2023年時点)

TCSのフィリピンチームには、英語力と優れた技術力を併せ持つエンジニアが多く在籍しており、オフショア開発先としてのコストメリットも高いといえます。また、日本法人の存在により、日本語でのコミュニケーションや日本独自の商習慣に対応できる点も強みです。大規模プロジェクトや先端技術を活用したシステム構築を検討している企業は、グローバルネットワークと豊富な実績を誇るTCSへの相談を検討してみてはいかがでしょうか。

TCS公式サイト

Infosys(インフォシス)

Infosysとは

Infosysは、インド・バンガロールに本拠を置く世界最大級のITサービス企業の一つです。製造業・金融・流通・公共セクターなど、幅広い業種向けにコンサルティングからシステム開発、運用保守まで包括的に提供しています。グローバル拠点と連携した高度な技術開発力を強みとしており、フィリピンを含むオフショア開発拠点の拡充にも注力。コスト競争力と英語力、さらに日本語対応を可能にするチーム体制を強化し、日本企業が抱えるコミュニケーション面の不安や品質面の課題を解消しています。

対応範囲

  • 業務システム開発(基幹システム・ERP・CRM・SCMなど)
  • Webサービス / モバイルアプリ開発(iOS / Android / PWAなど)
  • AI / データ解析(機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理)
  • クラウドインフラ構築(AWS、Azure、Google Cloudなど)
  • IoTソリューション(スマートファクトリー、センサー連携など)
  • システム保守・運用(24時間監視、オンサイト保守、運用設計)

対応言語

  • Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
  • フロントエンド技術として React / Vue / Angular などにも対応

開発形態

  • ラボ型開発:長期プロジェクト向けに専任チームを編成し、柔軟にスケールを調整可能
  • 受託開発:要件定義から納品までの一括請負にも対応
  • アジャイル / ウォーターフォール:プロジェクト要件に合わせて最適な開発手法を選択
  • ハイブリッド開発:日本側PMチーム+オフショア拠点エンジニアによる混合開発体制

実績紹介① 大手金融機関向けデジタルトランスフォーメーション(DX)プロジェクト

  • 使用技術:Microsoft Azure、.NET Core、React、Microservicesアーキテクチャ
  • グローバル拠点と協業し、オンラインバンキングの刷新から顧客管理システムの連携強化まで包括的に実施。API連携を最適化することで、新規サービスの追加開発や機能拡張をスピーディに実現。
  • ポイント:日本の金融業界特有のセキュリティ要件やコンプライアンスに詳しいブリッジSEが、要件定義・設計段階から密にコミュニケーションを取り、品質面を担保。短納期ながらリスクを最小化しながらのローンチを成功させる。

実績紹介② 大手小売業向けECサイト再構築プロジェクト

  • プロジェクト期間:約1年
  • 開発言語:Java(Spring Boot)、Vue.js
  • 既存のECサイトをリプレイスし、モバイルフレンドリーなUI/UXや多言語対応、在庫管理システムとのリアルタイム連携などを実装。高いトランザクション負荷にも耐えられるアーキテクチャを採用し、セキュリティ面も強化。
  • ポイント:情報設計とUIデザインを並行して進めるアジャイル手法を導入。フィリピン拠点の高い英語力を活かし、海外ユーザーのフィードバックを取り込みながら短期間で複数回のリリースを実施。ユーザビリティを向上させるとともにクライアントの売上拡大に貢献。

料金プラン

Infosysではプロジェクト規模・期間・技術要件などを踏まえ、柔軟な料金プランを提案しています。

  • ラボ型開発:専属チームの月額制を採用し、プロジェクトの進行状況や追加要望に応じてスケールを調整可能
  • 受託開発:要件定義完了後に一括見積りを行い、スケジュールと合わせて提示

詳細はプロジェクトの要件・技術スタック、開発体制などにより変動するため、お気軽にお問い合わせください。

企業情報

項目詳細
URLhttps://www.infosys.com/
開発拠点フィリピン(マニラを中心に複数拠点)、日本(東京など)、インド(バンガロール、プネなど)、北米・欧州を含むグローバル展開
設立年1981年
従業員数グループ全体で約34万人超(2023年時点)

Infosysのフィリピン拠点には、コストメリットと高い英語力を兼ね備えたエンジニアが多数在籍しており、グローバルなプロジェクト経験も豊富です。日本法人が存在することで、日本語でのコミュニケーションや品質管理手法にも対応しやすい点が魅力。大規模・高度なプロジェクトや先端技術を活用したシステム開発を検討している企業は、Infosysのグローバルネットワークと豊富な実績を活かしたオフショア開発を検討してみてはいかがでしょうか。

引用:Infosys公式サイト

Wipro(ウィプロ)

Wiproとは

Wipro(ウィプロ)は、インド・バンガロールに本拠を置く世界的なITサービス・コンサルティング企業の一つです。幅広い業種・業態に対して、コンサルティングからシステム開発、運用保守まで一気通貫でサービスを提供しており、金融、製造、小売、医療、公共セクターなど多岐にわたるプロジェクト実績を誇ります。近年はフィリピンにおけるオフショア開発体制を強化し、日本企業向けにもコストメリットと英語力、さらに日本語対応を組み合わせた高品質なサービスを提案しています。

対応範囲

  • 業務システム開発(基幹システム・ERP・CRM・SCMなど)
  • Webサービス / モバイルアプリ開発(iOS / Android / PWAなど)
  • AI / データ解析(機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理)
  • クラウドインフラ構築(AWS、Azure、Google Cloudなど)
  • IoTソリューション(スマートファクトリー、センサー連携など)
  • システム保守・運用(24時間監視、オンサイト保守、運用設計)

対応言語

  • Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
  • フロントエンド技術として React / Vue / Angular なども幅広く対応

開発形態

  • ラボ型開発:長期プロジェクト向けに専属チームを編成し、柔軟にスケールアップ可能
  • 受託開発:要件定義から納品までの一括請負にも対応
  • アジャイル / ウォーターフォール:プロジェクト特性や要件に応じて最適な手法を選択
  • ハイブリッド開発:日本側PM+オフショア拠点エンジニアによるミックスチーム編成

実績紹介① 大手金融業向けデジタルバンキング・プラットフォーム構築

  • 使用技術:Microsoft Azure、.NET Core、Angular
  • 多拠点の専門チームを活用し、既存のオンプレミス環境からクラウドへの移行と、新規デジタルバンキング機能の開発を同時進行で実施。オンライン口座開設やローン申込みのデジタル化を実現し、顧客体験を大幅に向上。
  • ポイント:金融業界独特のセキュリティ要件と各国規制への対応を、Wiproのグローバル知見と日本法人の品質管理手法でカバー。短期間でのリリースを複数回実施しつつ、エンドユーザーのフィードバックを随時反映。

実績紹介② 大手小売企業向けオムニチャネル統合基盤開発

  • プロジェクト期間:約1年
  • 開発言語:Java(Spring)、React
  • 店舗・オンラインの在庫連携や顧客情報管理を一元化し、ECサイトとPOSシステムをシームレスにつなぐオムニチャネル基盤を構築。売上データや購買履歴のリアルタイム分析が可能となり、店舗オペレーションやキャンペーン施策の最適化を実現。
  • ポイント:Wiproが持つグローバル規模での小売ソリューション実績をベースに、現地エンジニアのアジャイル開発手法でスピーディに対応。日本側担当者とフィリピン・インドチーム間のコミュニケーションを円滑化するブリッジSEも活用し、最適な要件落とし込みを実現。

料金プラン

Wiproでは、プロジェクトの規模・期間・要求技術レベルなどを考慮したうえで、最適な料金プランを提案します。

  • ラボ型開発:専属エンジニアを月額制で活用し、プロジェクト進行度合いに合わせて柔軟に人員を調整
  • 受託開発:要件定義完了後、包括的な見積りを提示し、スケジュールと合わせてご提案

詳細は要件によって変動するため、まずはお気軽にお問い合わせください。

企業情報

項目詳細
URLhttps://www.wipro.com/
開発拠点フィリピン(マニラなど主要都市)、日本(東京ほか)、インド(バンガロール本社)、北米・欧州・中東を含むグローバル展開
設立年1945年
従業員数グループ全体で約25万人以上(2023年時点)

Wiproのフィリピンチームは、英語力と先端技術のノウハウを兼ね備えた人材が豊富です。さらに日本法人が設立されているため、日本語によるコミュニケーションや日本のビジネス慣習への対応も強みとなっています。大規模プロジェクトや高度な技術が求められる開発案件をお持ちの企業は、グローバルネットワークと豊富な実績を有するWiproへぜひご相談ください。

Wipro公式サイト

インド(オフショア開発)のよくある質問

Q1. インドのエンジニアは英語以外の言語に対応できますか?

基本的には英語がメインです。日本語を使いたい場合は日系企業か、日本語を話せるエンジニアを抱える開発会社を探す必要があります。

Q2. インドとインドネシアではどちらがコストを抑えられますか?

インドネシアのほうがやや安価なケースが多いですが、インドは高い技術力による総合的な開発効率や品質面で、結果としてコストパフォーマンスが良くなる場合もあります。

Q3. 時差はどのように調整すればいいですか?

日本との時差は3.5~4時間ほどあるため、打ち合わせは昼過ぎ~夕方の時間帯を有効に活用するとリアルタイム連携がとりやすいです。

Q4. インドで開発拠点を立ち上げる際の課題は?

ビザや法人設立などの法的手続きに加え、宗教や文化を理解したチームマネジメント、IT人材の流動性対策などが挙げられます。現地コンサルや専門エージェントを活用し、リスクを抑える企業が多いです。

Q5. AIやデータ分析などハイレベルな案件も対応可能ですか?

インドは先端技術領域に強みを持ち、大規模AI開発やデータ解析の実績も豊富です。ただし優秀な人材ほど競争が激しく、コスト面で高くなる場合がある点は注意が必要です。

まとめ

インドのオフショア開発は、AIやクラウドなど先端分野に対応できる強力な技術力と、英語を活用した海外案件への対応力が魅力です。人口規模の大きさから優秀な人材を確保しやすい一方、需要が集中することで人件費が上昇傾向にある点や、宗教行事・時差によるスケジュール調整の難しさには留意が必要になります。

ベトナムやインドネシアなど他国のオフショア先と比べると、インドは大規模案件や先進技術を要するプロジェクトに特に向いている反面、コスト面で不利になる可能性も否定できません。自社の要件や予算、文化面での許容度などを踏まえ、最適な拠点とパートナー企業を選ぶことが成功への第一歩といえるでしょう。

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三森 一輝
この記事の監修者
元警察官 → ITエンジニア → 経営者(システム開発企業)/ LandBridge代表取締役
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