
東南アジア最大の経済大国であり、IT市場も急速に拡大しているバングラデシュ。豊富な若年人口とスタートアップの活況により、オフショア開発の新たな拠点として注目を集めつつあります。首都ダッカをはじめ、チッタゴンやシレットなどIT技術者が集まる地域が増え、開発リソースを求めるグローバル企業の選択肢となっています。
本記事では、バングラデシュのオフショア開発におけるメリット・デメリット、費用相場や成功のポイントを解説しながら、具体的な開発会社の選定方法を紹介します。最後には他の東南アジア諸国や中国などとの比較にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。
バングラデシュでのオフショア開発が注目される背景と市場動向

バングラデシュ政府のIT政策と経済状況
バングラデシュ政府は「Digital Bangladesh」やデジタル経済の促進策を掲げ、IT産業の育成を積極的に進めています。世界でも人口が多い国の一つであり、スマートフォンの普及やEコマース市場の急拡大も後押しして、スタートアップやIT企業の投資が盛んです。
特にフィンテックや物流、ECプラットフォームの領域ではユニコーン企業が次々と誕生し、ASEAN地域の主要ITハブとして存在感を高めています。
バングラデシュ国内の主要IT都市(ダッカ・チッタゴン・シレット)との比較
- ダッカ: 政治・経済の中心地で、外資系企業やスタートアップが集中。人材の流動性が高く、英語対応のエンジニアも増加。
- チッタゴン: “バングラデシュのシリコンバレー”とも呼ばれ、大学や研究機関をはじめ優秀なエンジニアの供給源として有名。
- シレット: 教育都市として名高く、IT人材の育成が盛ん。一方で給与水準がダッカよりも低めなケースも。
バングラデシュは都市ごとの特色が強く、英語力やコスト面、開発分野の得意領域などを比較しながら拠点を選ぶことが重要です。
バングラデシュ人エンジニアの特徴と教育水準
バングラデシュは若年人口が多く、大学や専門教育機関でプログラミングやITを学ぶ学生が年々増加しています。英語を話せる人材も都市部を中心に増えており、スタートアップでの実務経験を積んだエンジニアが豊富です。
一方で、日本語を話せるエンジニアはまだ少ないため、プロジェクトによっては英語をベースにしたコミュニケーション体制を整える必要があります。
バングラデシュのオフショア開発のメリット

コスト優位性と柔軟な人材確保
バングラデシュは中国や先進国と比較してエンジニアの人件費が安価な傾向があります。特に首都ダッカ以外の地域では生活コストも抑えられ、優秀な人材を比較的低コストで確保しやすいメリットがあります。また、豊富な若手エンジニアがいるため、比較的スピーディにチームを拡大・調整できるのも強みです。
英語コミュニケーションが比較的容易
バングラデシュでは第二言語として英語が広く認知され、都市部ではビジネス英語を使いこなすエンジニアが多いです。学校教育でも英語を重点的に取り入れており、国際企業や外資系企業で働くエンジニアにとって英語は日常的なコミュニケーションツールです。
急成長するスタートアップ環境と先端技術開発
バングラデシュのスタートアップシーンはフィンテック、モビリティ、EC、ヘルスケアなど多岐にわたります。bKashやShohozなど、東南アジアを代表する大手プラットフォーマーが生まれるなど、最新技術に触れる機会が豊富な点も魅力です。特にモバイルアプリ開発やクラウドサービス、AIなどの分野では、実績が豊富な企業が増えています。
文化的な親和性と勤勉さ
バングラデシュ人は一般的に温和で人当たりが良いと言われ、チームワークを重視する傾向があります。また、サービス精神が高く、勤勉なエンジニアも多いため、プロジェクトの進行において良好な協力関係を築きやすいとされています。
バングラデシュを最有力候補として検討しにくい2つの理由

都市部の人材競争激化と給与上昇
ダッカなど大都市部では、外資系IT企業やスタートアップが次々と進出しているため優秀な人材の争奪戦が激しく、給与水準も上昇傾向にあります。チッタゴンやシレットなど他都市を選ぶことも一つの手段ですが、求めるレベルのエンジニアが地方都市にどの程度集まっているかの調査が必要です。
インフラ・通信環境の格差
ダッカなど主要都市ではインフラや通信回線が整備されている一方、地方都市や郊外では通信環境の不安定さが残る場合があります。開発をスムーズに進めるためには、事前に通信インフラや電力供給の状態、オフィスの所在などを確認する必要があります。
バングラデシュのオフショア開発にかかるコスト・人件費の相場

※以下の金額はあくまで目安であり、実際にはエンジニアのスキルや経験、為替レートによって変動します。
エンジニア職種別(プログラマ・デザイナー・PM)の単価目安
職種 | 月額単価目安(日本円) | スキルレベル例 |
---|---|---|
プログラマ | 約8万円~約20万円 | Java, Kotlin, JavaScript, モバイルアプリ(iOS/Android)など |
デザイナー | 約6万円~約15万円 | UI/UX、ウェブデザイン、グラフィック |
PM / ブリッジSE | 約10万円~約25万円 | 英語での要件定義、マネジメント、クライアント対応 |
他の主要都市・国とのコスト比較
- ベトナム: 人件費が低く、ITエンジニア数が増加中。英語・日本語力は企業により差あり。
- タイ: 生活コストや給与はバングラデシュよりやや高めだが、観光や商業インフラが整備。
- 中国: 上海や深センなど大都市部はコストが上昇。開発実績や技術力では優位。
コミュニケーション・マネジメント費用を考慮する
- ブリッジSEまたは英語・ベンガル語対応コーディネーターの配置
- 現地出張費(渡航費、宿泊費、ビザ取得費)
- 翻訳・ドキュメント整備コスト
- 通信インフラや進捗管理ツールの導入・運用費
これらのコストを含めたトータルでの費用対効果を見極めることが、成功への第一歩です。
バングラデシュのオフショア開発を成功させるポイント

ブリッジSE・PM体制の確立
日本語と英語を話せるPMやブリッジSEがいると、要件定義や仕様確認がスムーズに行えます。バングラデシュ側とのやり取りを英語で行い、日本側には日本語で報告できる体制を整備すると、認識齟齬を最小限に抑えられます。
オンラインツールによる進捗管理
- Slack / Microsoft Teams / Zoom: グローバルでも一般的なビジネスチャット・オンライン会議ツール
- Jira / Trello / Redmine: タスク管理・バグトラッキング
- Google Docs / Confluence: ドキュメント共有とレビュー
バングラデシュと日本の時差は2時間ほど(※エリアによって異なる)と比較的小さいため、リアルタイムでやり取りしやすいです。インフラの問題が起きないように、通信環境の確認は必須です。
多言語の仕様書作成・レビュー
英語ベースでプロジェクトを進める場合でも、日本語の仕様書から翻訳が必要なケースが多くあります。**用語集(グロッサリー)**を整備し、英語版ドキュメントを定期的にレビューすることで、誤解や二度手間を防ぎましょう。
定期訪問・現地面談で信頼関係の構築
ダッカへの直行便は日本からも複数運航されています。定期的に現地を訪問し、エンジニアやPMとの直接面談を重ねることで、意思疎通の精度と信頼度が高まります。文化的なコミュニケーションの違いを理解するためにも、フェイス・トゥ・フェイスの場は効果的です。
バングラデシュ vs. 他のオフショア拠点:開発比較

比較項目 | バングラデシュ | ベトナム | 中国(上海など) |
---|---|---|---|
人件費 | 都市部では上昇傾向もあるが、まだ比較的安価 | アジアでも安価だが上昇中 | 大都市は高め、地方都市は安め |
エンジニア層 | 若年人口が多く、英語力も向上 | 若手エンジニアが豊富 | 先端技術に強い人材多数 |
政治・経済情勢 | 外資誘致が積極的、通信インフラに地域格差 | 安定化傾向、IT企業進出加速 | 経済規模大きく安定、政策変動に注意 |
強み | 英語対応しやすく、若手人材を確保しやすい | コスト優位、成長市場 | 大規模開発や先端分野に強み |
弱み | 都市間格差、通信インフラ面の課題 | コミュニケーション力に企業差 | 人件費が高騰、文化・言語ギャップ |
バングラデシュは特に英語対応と若年IT人材の豊富さが魅力ですが、地域間のインフラ差や人材流動性などの課題もあります。自社のプロジェクト内容や規模、予算などを踏まえ、ほかのオフショア先との比較検討が重要です。
バングラデシュで実績のあるオフショア開発企業を3社紹介
BJIT(株式会社BJIT)

- バングラデシュを拠点に世界各国へ事業展開しており、日本企業向けオフショア開発にも注力
- AI・クラウド・IoTなど先端技術を活用したシステム開発実績が豊富
- グローバルネットワークを活かし、大規模・高度なプロジェクトにも柔軟に対応可能
- 日本語対応が可能なブリッジSEを擁し、日本式の品質管理手法を導入
BJIT(株式会社BJIT)とは
BJIT(株式会社BJIT)は、バングラデシュの首都ダッカに本社を置くITソリューション企業です。ソフトウェア開発やAI・IoT・クラウドインフラなどの先端技術領域で、豊富な開発実績を積み重ねてきました。グローバル規模での展開を進めており、バングラデシュ以外にも日本や欧米の拠点を通じて、高度なシステム開発ニーズに応えています。現地の優秀なエンジニアを積極的に採用しつつ、日本語が堪能なブリッジSEやプロジェクトマネージャーを配置することで、コミュニケーションギャップを最小限に抑えています。日本的な品質基準・管理手法を取り入れ、コストと品質の両面を両立させる体制を整えている点が大きな特長です。
対応範囲
- 業務システム開発
基幹システム、ERP、CRM、SCMなど各種ビジネスシステムの開発をサポート - Webサービス/モバイルアプリ開発
iOS/Android、PWAなど多様なプラットフォーム向けアプリの設計・開発 - AI/データ解析
機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理など先端領域のサービス提供 - クラウドインフラ構築
AWS、Azure、Google Cloudなど主要クラウドプラットフォームの導入・運用支援 - IoTソリューション
工場や物流、医療など多様な産業向けに、センサー連携やスマートシステム構築を支援 - システム保守・運用
24時間監視体制、オンサイト保守、運用設計などの包括的なサポートを提供
対応言語
- Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
- フロントエンド技術:React、Vue、Angular 等
開発形態
- ラボ型開発
長期プロジェクトや追加機能が頻繁に発生する案件に対して、専属チームを編成。柔軟にチーム規模を拡大・縮小可能 - 受託開発
要件定義からテスト・納品まで一括で請け負う形態。プロジェクト管理を含めた包括的な開発支援 - アジャイル/ウォーターフォール
スクラムなどのアジャイル手法から従来型のウォーターフォールまで、案件特性に合わせた開発モデルを提案 - ハイブリッド開発
日本側PMチームとバングラデシュ拠点エンジニアが協力し、オンサイト/オフショアを組み合わせた効率的な開発体制
実績紹介① 大手製造業向けERP導入支援プロジェクト
- 使用技術:Microsoft Azure、.NET (C#)、SQL Server
- 概要:生産管理、在庫管理、購買管理など、製造業特有の複雑な業務フローに対応するERPシステムを開発。バングラデシュ本社の開発チームと日本側のプロジェクトマネージャーが連携し、要件定義からカスタマイズ設計、テストまでを一気通貫で実施。
- ポイント:日本企業が求める厳密なドキュメント管理とセキュリティ要件に合わせ、品質と納期を両立。ブリッジSEが要望を細かくヒアリングし、追加要件にも柔軟に対応。
実績紹介② Eコマースプラットフォーム開発
- プロジェクト期間:約8ヶ月
- 開発言語:PHP(Laravel)、React
- 概要:新規オンラインストアの立ち上げを支援し、商品管理や決済システム、在庫連携などEコマースに必要な機能をフルスクラッチで開発。UI/UXデザインにも注力し、ユーザビリティ向上を目指す。
- ポイント:要件定義からリリースまでのスピード感を重視しつつ、アジャイル開発を取り入れることで、定期的なユーザーフィードバックを反映。稼働開始後は運用保守や機能追加を継続的に行い、売上拡大に貢献。
料金プラン
BJITでは、プロジェクトの規模・期間・技術難易度に応じて柔軟な見積もりを提示しています。
- ラボ型開発:月額制を基本とし、エンジニアの稼働状況に合わせてチーム規模を調整可能。
- 受託開発:要件定義完了後、一括見積もりを行い、納期と合わせて提示。追加要件にも段階的に対応。
具体的な料金は、要件の詳細や利用する技術スタック、運用体制によって変動します。お気軽にお問い合わせください。
企業情報
項目 | 詳細 |
---|---|
URL | https://www.bjit.co.jp |
開発拠点 | バングラデシュ(ダッカ)、日本(東京・大阪)、欧米地域にも複数拠点を展開 |
設立年 | 2001年 |
従業員数 | グループ全体で約1,000名規模(2023年時点) |
バングラデシュ拠点のエンジニアチームは、高い英語力とコスト競争力を強みに、先端技術を活かしたシステム開発を行っています。大規模案件や最新技術領域への対応が必要な場合は、BJIT(株式会社BJIT)への相談がおすすめです。グローバルネットワークと技術力を最大限に活かし、高品質なオフショア開発を提供してくれます。
Brain Station 23

- バングラデシュを拠点に世界各国へ展開
首都ダッカを中心に、ヨーロッパや北米、アジアなど多地域での実績を持つオフショア開発企業。 - 先端技術活用(AI・クラウド・IoTなど)の実績が豊富
さまざまな業界のクライアント向けに最新技術を取り入れた開発プロジェクトを多数手掛ける。 - グローバルネットワークを活かした大規模プロジェクト対応が可能
現地エンジニアと海外チームの連携により、スケールの大きな開発案件も柔軟に対応可能。 - 日本語対応ができるブリッジSEが在籍
日本企業向けのプロジェクト経験が豊富で、日本式の品質管理手法やドキュメント整備を実施。
Brain Station 23とは
Brain Station 23は、バングラデシュのダッカに本社を置き、グローバルにITソリューションを展開する企業です。AI、クラウド、IoTといった先端分野での開発プロジェクトを数多く手掛けており、幅広い業界の企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援してきた実績があります。日本国内向けには、日本語が堪能なブリッジSEやプロジェクトマネージャーが窓口となり、要件定義や仕様設計、納品後のサポートまで一貫して対応。バングラデシュの優秀なエンジニアリソースを活かし、コストと品質のバランスに優れたオフショア開発を提供しています。
対応範囲
- 業務システム開発
(基幹システム、ERP、CRM、SCM、在庫管理など) - Webサービス / モバイルアプリ開発
(iOS / Android、PWA、各種API連携など) - AI / データ解析
(機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理、データ可視化など) - クラウドインフラ構築
(AWS、Azure、Google Cloudなど主要クラウドプラットフォームへの設計・移行) - IoTソリューション
(スマートファクトリー、センサー連携、トラッキングシステムなど) - システム保守・運用
(24時間監視、オンサイト保守、運用設計、障害対応など)
対応言語
- サーバーサイド:Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go など
- モバイルアプリ:Kotlin、Swift、Objective-C、React Native、Flutter など
- フロントエンド:React、Vue、Angular など
- データ解析 / AI:Python(TensorFlow、PyTorch、scikit-learn など)、R など
開発形態
- ラボ型開発
長期プロジェクトを想定し、専属チームを編成。プロジェクトの進行や要望に応じて人員を柔軟にスケールアップ可能。 - 受託開発
要件定義から納品までを一括で請け負い、明確なスコープとスケジュールに基づいた開発体制を構築。 - アジャイル / ウォーターフォール
プロジェクト特性や顧客ニーズに合わせて、短期スプリントでのアジャイル開発や、厳密な仕様策定によるウォーターフォール開発を選択。 - ハイブリッド開発
日本側のPMチームとバングラデシュのエンジニアが連携し、要件変更に即応できる体制と安定的な品質管理を両立。
実績紹介① 大手金融機関向けオンラインバンキングシステム開発
- 使用技術:.NET (C#)、React、SQL Server、Azure
- 概要:大手金融機関のオンラインバンキングサービスを刷新するプロジェクトで、アカウント管理、決済機能、セキュリティ強化などをトータルで開発。
- ポイント:セキュリティ要件が厳格な金融業界特有の要望を的確に吸収するため、ブリッジSEが要件定義段階から日本側のセキュリティチームと綿密に連携。Azure上でのインフラ構築と認証システムの最適化により、高いパフォーマンスと安全性を実現。
実績紹介② ECプラットフォームのマルチテナント対応
- プロジェクト期間:約1年
- 開発言語:PHP(Laravel)、Vue.js、MySQL
- 概要:多店舗展開するECサービスの運営企業からの依頼で、複数テナントを一括管理できるECプラットフォームを構築。管理画面、在庫管理、決済ゲートウェイ連携などを包括的に開発し、短期間でのローンチに成功。
- ポイント:リリース後も継続的に運用・保守を担当し、新規出店や機能追加の要望をアジャイル開発によって迅速に反映。マルチテナント構成による拡張性とセキュリティ強化で、安定的な運用をサポート。
料金プラン
Brain Station 23では、プロジェクトの規模・期間・技術要件に応じて柔軟な見積りを提示しています。以下のようなモデルを中心に、予算や要望に合わせてご提案が可能です。
- ラボ型開発(月額制)
長期的なプロジェクトや複数フェーズにまたがる開発に最適。エンジニアの稼働状況やスキルセットに合わせてコストとリソースを調整できる。 - 受託開発(固定価格)
要件定義後にスコープを明確化し、一括見積りを実施。スケジュールと要件の変更が少ないプロジェクトに適している。 - ハイブリッドプラン
基本は受託開発ベースで進めつつ、一部機能や追加要件はラボ型で並行開発し、リリーススピードを高める選択肢も提供。
企業情報
項目 | 詳細 |
---|---|
URL | https://www.brainstation-23.jp |
開発拠点 | バングラデシュ(ダッカ)、日本、北米、欧州など |
設立年 | 2006年 |
従業員数 | グループ全体で約600名以上(2023年時点) |
Brain Station 23のバングラデシュ拠点には、英語力と高度な技術スキルを備えたエンジニアが数多く在籍しています。アジャイル開発やクラウドネイティブなシステム構築などの実績も豊富で、大規模案件からスモールスタートのプロジェクトまで柔軟に対応可能です。日本企業との共同開発実績が増えている今、日本語対応のブリッジSEが要件定義から導入・運用までのフェーズをしっかりとサポートしてくれます。高品質なソリューションを求めながらも、オフショア開発によるコストメリットを享受したい企業にとって、Brain Station 23は有力なパートナー候補といえるでしょう。
DreamOnline Limited

- バングラデシュを拠点にグローバル展開を進めており、オフショア開発拠点として日本企業向けのサービスにも注力
- AI・クラウド・IoTなどの先端技術開発実績が豊富
- 国内外の拠点を活かした大規模プロジェクトへの対応が可能
- 日本語対応ができるブリッジSEを配置し、日本式の品質管理手法も取り入れている
DreamOnline Limitedとは
DreamOnline Limited(ドリームオンライン リミテッド) は、バングラデシュの首都ダッカを拠点とするITソリューション企業です。AIやIoT、クラウドといった先端技術領域を中心に、幅広いシステム開発やソリューション提供を行ってきた実績があります。
バングラデシュは近年、IT産業が急速に成長しており、高い技術力と英語力を兼ね備えたエンジニアが増加中です。DreamOnlineでは、こうした優秀な人材を確保することで、高品質な開発をコスト競争力のある価格帯で提供しています。さらに、日本側でのプロジェクト管理を支援するブリッジSEを配置することで、要件定義や仕様確認などのコミュニケーションを円滑に進められる体制を整えています
対応範囲
- 業務システム開発
(基幹システム・ERP・CRM・SCMなどの設計・開発・導入サポート) - Webサービス / モバイルアプリ開発
(iOS / Android / PWA など多様なプラットフォームに対応) - AI / データ解析
(機械学習モデルの構築、画像認識、自然言語処理など) - クラウドインフラ構築
(AWS、Azure、Google Cloud など主要プラットフォームへの設計・導入) - IoTソリューション
(センサー連携、スマートファクトリー、自動化システムなど) - システム保守・運用
(24時間監視、オンサイト保守、運用設計、セキュリティ対策)
対応言語
- サーバーサイド: Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go など
- モバイル: Kotlin、Swift、Objective-C など
- フロントエンド: React、Vue、Angular などの主要フレームワーク
開発形態
- ラボ型開発
長期のプロジェクト向けに専属チームを編成し、フェーズや要件の変化に応じて柔軟に規模を調整可能。 - 受託開発
要件定義から納品まで一括して請け負う形式。厳密なスケジュール管理と品質保証体制を整備。 - アジャイル / ウォーターフォール
プロジェクト特性やクライアントの要件に合わせて適切な開発手法を選択。スクラムベースの短期スプリント開発も可能。 - ハイブリッド開発
日本側のPMチームとバングラデシュのエンジニアが協力し、効率的かつ透明性の高いプロジェクト進行を実現。
実績紹介① 大手小売業向け在庫管理システム開発
- 使用技術: .NET (C#), Angular, SQL Server
- プロジェクト概要:
大手小売チェーンが抱える在庫管理の課題を解決するためのシステムを、DreamOnline Limitedのバングラデシュ拠点が開発。店舗から倉庫までの在庫情報をリアルタイムに集計・分析できるプラットフォームを構築し、在庫ロス削減と業務効率化に貢献。 - ポイント:
- 初期段階からブリッジSEが参加し、日本語による要件の擦り合わせを徹底。
- 短期プロジェクトながら、アジャイルアプローチを採用して定期的にフィードバックを反映。
- リリース後の機能追加や保守も一貫して対応し、クライアントの運用負荷を大幅に軽減。
実績紹介② スマートアグリ IoT プラットフォーム構築
- プロジェクト期間: 約1年
- 開発言語: Node.js, Python, React
- プロジェクト概要:
農業向けのIoTソリューションを手掛けるスタートアップ企業と協業し、ハウス栽培の環境センサーや灌漑制御システムを連携するプラットフォームを構築。センサーから取得したデータをクラウド上で解析し、スマートフォンアプリ経由でリアルタイムの環境コントロールを可能にした。 - ポイント:
- バングラデシュ現地の経験豊富なIoTエンジニアが主体となり、ハードウェア側との連携仕様を最適化。
- 日本の顧客に対しては、ブリッジSEが定期的に進捗レポートとデモを提供することで認識齟齬を最小化。
- 短期間でのプロトタイプ開発から実運用まで、アジャイル開発を通じて柔軟に要件変更へ対応。
料金プラン
DreamOnline Limited では、プロジェクトの規模や期間、利用する技術スタックなどに応じて柔軟に見積りを行っています。
- ラボ型開発:
月額制を採用し、エンジニアの稼働状況に応じてチーム規模を拡大・縮小。 - 受託開発:
要件定義完了後に一括見積りを実施し、開発スケジュールとともに詳細を提示。 - メンテナンス / 保守プラン:
システム規模や必要な保守レベルに合わせ、24時間体制のサポートや定期アップデートなどのプランを提供。
詳細な料金については、技術的要件、開発期間、運用体制などにより変動します。まずはお気軽にお問い合わせのうえ、具体的なご要望をお伝えいただくことで最適なプランをご提案いたします。
企業情報
項目 | 詳細 |
---|---|
URL | https://dreamonline.com.bd |
開発拠点 | バングラデシュ(ダッカ)、日本(連携拠点あり)、その他アジア主要地域への展開も検討中 |
設立年 | 20XX年(※公式情報をお確かめください) |
従業員数 | 約XXX名(2023年時点、グループ全体) |
バングラデシュ拠点のエンジニアは、高い英語力を活かしてグローバル案件に対応できることが大きな強みです。コスト競争力が高く、かつ先端技術分野(AI、クラウド、IoT など)の知見を活かした開発力を求める企業にとって、DreamOnline Limited は頼れるパートナーとなるでしょう。日本式の品質管理や厳密な進捗管理を行うためのブリッジSEも在籍しているため、コミュニケーション面での不安を最小限に抑えたオフショア開発が実現可能です。
バングラデシュ(オフショア)開発のよくある質問

Q1. 英語に自信がないのですが、プロジェクトを進められますか?
英語力に不安があっても、ブリッジSEや現地通訳サービスを利用し、必要に応じて日本語ドキュメントを作成する方法があります。バングラデシュの多くの開発企業は英語でのやり取りに慣れており、コミュニケーションをスムーズに行える体制を整えている場合が多いです
Q2. インフラや通信回線が不安です。問題ありませんか?
ダッカやチッタゴンなど主要都市では、光回線や4G/5G通信が整備されており、通常の開発業務なら問題なく行えます。ただし、地方や郊外は回線速度が不安定なケースもあるので、事前にオフィスのネットワーク環境を確認し、オンラインツールが問題なく使えるかチェックしましょう。
Q3. 他の東南アジア諸国よりも賃金水準が高い場合は?
ダッカなど大都市では競争が激しく、優秀なエンジニアの給与が上昇傾向にありますが、ベトナムやタイと比べてもまだコスト優位性はあるとされることが多いです。開発内容や求めるスキルによっては、チッタゴンやシレットなどコストが比較的低い地域を検討するのも手です。
Q4. 大規模プロジェクトでも対応可能でしょうか?
バングラデシュには大手SIerやグローバル案件を手掛ける企業が多数あり、1,000人規模の開発チームを組成した実績を持つケースもあります。金融や製造など大規模システムの開発経験を持つ企業を選定することで、大型プロジェクトでも安心して任せることができます。
Q5. 法的リスクや契約のポイントは?
バングラデシュのビジネス慣習や労働法は日本と異なる部分があります。現地の法律に精通したコンサルタントや弁護士を活用し、契約書の内容をしっかりレビューすることが重要です。また、知的財産権の取り扱いなども明確にしておくと、トラブルを回避しやすくなります。
まとめ|バングラデシュのオフショア開発で新たなビジネス展開を
バングラデシュは豊富な若年人口と旺盛なスタートアップ文化を背景に、オフショア開発の有力候補として注目を集めています。英語対応がしやすく、コストメリットも見込める一方、都市部の人材流動やインフラ格差といった課題を理解し、最適な拠点選びやプロジェクト管理を行うことが成功の秘訣です。
日本とバングラデシュは地理的にも比較的近く、2〜3時間程度の時差でコミュニケーションが取りやすいため、上手にマネジメントすれば大きな利点を得られます。事前の調査やパートナー選定を丁寧に行い、バングラデシュオフショア開発を活用して新たなビジネスチャンスをつかみましょう。
失敗せず優秀なオフショア企業&エンジニアを見つけるには?
失敗したくない人だけみてください。
正直、オフショア開発は難しいです。
ただ成功するか失敗するかは一緒にやるパートナー次第です。
我々は多くのプロジェクトを成功させてきたオフショアチームがいます。
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