
東南アジア最大の経済成長ポテンシャルを持ち、IT市場も急速に拡大しているラオス。豊富な若年人口とスタートアップの活況により、オフショア開発の新たな拠点として注目を集めつつあります。首都ヴィエンチャンをはじめ、ルアンパバーンやサワンナケートなどIT技術者が集まる地域が増え、開発リソースを求めるグローバル企業の選択肢となっています。
本記事では、ラオスのオフショア開発におけるメリット・デメリット、費用相場や成功のポイントを解説しながら、具体的な開発会社の選定方法を紹介します。最後には他の東南アジア諸国や中国などとの比較にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。
ラオスでのオフショア開発が注目される背景と市場動向

ラオス政府のIT政策と経済状況
ラオス政府は「デジタル化促進政策」や「ICTインフラ整備計画」などを掲げ、IT産業の育成を積極的に進めています。ASEAN域内の新興国として、スマートフォンの普及やEコマース市場の拡大も後押しして、スタートアップやIT企業の投資が盛んです。
引用:JETRO「ラオス」情報
特にフィンテックや物流、ECプラットフォームの領域では新興企業が次々と誕生し、ASEAN地域の主要ITハブとして存在感を高めています。
ラオス国内の主要IT都市(ヴィエンチャン・ルアンパバーン・サワンナケート)との比較
- ヴィエンチャン: 政治・経済の中心地で、外資系企業やスタートアップが集中。人材の流動性が高く、英語対応のエンジニアも増加。
- ルアンパバーン: “ラオスのシリコンバレー”とも呼ばれ、大学や研究機関をはじめ優秀なエンジニアの供給源として有名。
- サワンナケート: 教育都市として名高く、IT人材の育成が盛ん。一方で給与水準がヴィエンチャンよりも低めなケースも。
ラオスは都市ごとの特色が強く、英語力やコスト面、開発分野の得意領域などを比較しながら拠点を選ぶことが重要です。
ラオス人エンジニアの特徴と教育水準
ラオスは若年人口が多く、大学や専門教育機関でプログラミングやITを学ぶ学生が年々増加しています。英語を話せる人材も都市部を中心に増えており、スタートアップでの実務経験を積んだエンジニアが豊富です。
一方で、日本語を話せるエンジニアはまだ少ないため、プロジェクトによっては英語をベースにしたコミュニケーション体制を整える必要があります。
ラオスのオフショア開発のメリット

コスト優位性と柔軟な人材確保
ラオスは中国や先進国と比較してエンジニアの人件費が安価な傾向があります。特に首都ヴィエンチャン以外の地域では生活コストも抑えられ、優秀な人材を比較的低コストで確保しやすいメリットがあります。また、豊富な若手エンジニアがいるため、比較的スピーディにチームを拡大・調整できるのも強みです。
英語コミュニケーションが比較的容易
ラオスでは第二言語として英語が広く認知され、都市部ではビジネス英語を使いこなすエンジニアが多いです。学校教育でも英語を重点的に取り入れており、国際企業や外資系企業で働くエンジニアにとって英語は日常的なコミュニケーションツールです。
急成長するスタートアップ環境と先端技術開発
ラオスのスタートアップシーンはフィンテック、モビリティ、EC、ヘルスケアなど多岐にわたります。東南アジアを代表する大手プラットフォーマーが生まれるなど、最新技術に触れる機会が豊富な点も魅力です。特にモバイルアプリ開発やクラウドサービス、AIなどの分野では、実績が豊富な企業が増えています。
文化的な親和性と勤勉さ
ラオス人は一般的に温和で人当たりが良いと言われ、チームワークを重視する傾向があります。また、サービス精神が高く、勤勉なエンジニアも多いため、プロジェクトの進行において良好な協力関係を築きやすいとされています。
ラオスを最有力候補として検討しにくい2つの理由

高度IT人材育成の遅れ
外資系企業の進出自体は増えているものの、最先端技術や専門分野(AI・データサイエンスなど)を扱えるエンジニアの育成がまだ十分に進んでいないケースがあります。多くのエンジニアが基礎的なプログラミングスキルを持つ一方、ハイレベルな技術要求に応えられる人材は限られるため、大規模案件の遂行には海外からの技術者支援や長期的な人材育成プランが必要となる可能性があります。
法規制や商習慣の複雑さ
ラオス国内でのIT関連投資は伸びていますが、企業設立やライセンス取得の手続き、税制面での優遇措置の有無など、不透明な要素が依然として存在します。さらには契約や知的財産保護に関する法整備が発展途上のため、プロジェクトの進行中に想定外のリスクが生じることも考えられます。これらの要素を十分に理解・対策しないまま進出を急ぐと、後々のトラブルに発展するリスクが高まるでしょう。
ラオスのオフショア開発にかかるコスト・人件費の相場

※以下の金額はあくまで目安であり、実際にはエンジニアのスキルや経験、為替レートによって変動します。
エンジニア職種別(プログラマ・デザイナー・PM)の単価目安
職種 | 月額単価目安(日本円) | スキルレベル例 |
---|---|---|
プログラマ | 約8万円~約20万円 | Java, Kotlin, JavaScript, モバイルアプリ(iOS/Android)など |
デザイナー | 約6万円~約15万円 | UI/UX、ウェブデザイン、グラフィック |
PM / ブリッジSE | 約10万円~約25万円 | 英語での要件定義、マネジメント、クライアント対応 |
他の主要都市・国とのコスト比較
- ベトナム: 人件費が低く、ITエンジニア数が増加中。英語・日本語力は企業により差あり。
- タイ: 生活コストや給与はラオスよりやや高めだが、観光や商業インフラが整備。
- 中国: 上海や深センなど大都市部はコストが上昇。開発実績や技術力では優位。
コミュニケーション・マネジメント費用を考慮する
- ブリッジSEまたは英語・ラオス語対応コーディネーターの配置
- 現地出張費(渡航費、宿泊費、ビザ取得費)
- 翻訳・ドキュメント整備コスト
- 通信インフラや進捗管理ツールの導入・運用費
これらのコストを含めたトータルでの費用対効果を見極めることが、成功への第一歩です。
ラオスのオフショア開発を成功させるポイント

現地の祝祭や伝統文化を考慮したスケジュール管理
ラオスでは、4月のピーマイ(ラオス新年)など伝統行事の際に大型連休が取られることが多く、チームメンバーが一斉に休みに入る可能性があります。特にピーマイ期間中は水掛けのお祭りで街中が祝祭ムードに包まれるため、事前に休暇取得の希望を確認し、プロジェクトの進捗に影響が出ないようスケジュールを組むことが大切です。加えて、仏教行事や地域独自の催しにも注意し、余裕をもった作業計画を立てておくとトラブルを回避しやすくなります。
日本とほぼ重なる時間帯を活かすコミュニケーション戦略
ラオスと日本の時差はわずか2時間程度しかないため、オンライン会議やチャットでのやり取りを“日中の業務時間”に集中しやすいというメリットがあります。たとえば、日本の昼過ぎから夕方にかけて、ラオス側とリアルタイムで進捗報告やタスクの確認を行えば、迅速な意思決定が可能です。反面、都市部以外の地域では通信インフラが整っていないケースもあるため、Wi-Fiやネットワーク環境の事前調査は念入りに行いましょう。
英語レベルの違いと仕様書の明確化
近年、ラオスで英語を学ぶ若い人材が増えているものの、個人差が大きいのが実情です。とくに上流工程での技術的な議論や複雑な依頼事項を伝える際には、整備された仕様書やガイドラインが欠かせません。専門用語や日本独自のビジネス慣習などは、英語のドキュメントでも十分な解説を付け加えると、チーム全体の理解度が高まります。ブリッジSEやPMが要点を噛み砕きながら共有し、定期的にレビューしてアップデートする運用を心がけましょう。
チームの定着率とキャリア意識への配慮
ラオスのIT産業はまだ大規模ではないものの、ASEAN諸国内での人材獲得競争は年々激しさを増しています。優秀なエンジニアがより好条件を求めて転職する可能性もゼロではありません。そこで、頻繁な情報共有やドキュメント化を行い、担当者が変わってもプロジェクトが滞らない仕組みを作ることが重要です。あわせて、メンバーのキャリア成長につながる研修やスキルアップの機会を用意し、やりがいを感じられる環境を整えると、チームの安定稼働とモチベーションの維持につながります。
ラオス独自の柔軟な発想を活かす
大規模なIT先進国と比べるとリソースが限られる面はあるものの、その分ラオスのエンジニアは独創性や現場力を発揮しやすい特徴があります。小規模チームだからこそフラットに意見を出し合い、臨機応変に方向修正や課題解決を図るケースが少なくありません。ただし、“場当たり的”に見える動きが大きな仕様変更や手戻りにつながるリスクもあるため、要件定義や範囲設定は明確に行い、定期的な合意形成を欠かさないことが成功のカギです。
ヴィエンチャン中心のIT拠点を見極める
ラオスのIT系企業や人材は、首都ヴィエンチャンに集まっている場合が多いため、初めてのラオスオフショア開発ではヴィエンチャンを拠点にした方がスムーズに進むことが多いでしょう。一方、近年はサワンナケートなど他地域にも注目が集まっており、経済特区としての優遇策やインフラ整備が進む可能性があります。プロジェクト規模や必要とする技術分野に応じて、どの都市やパートナー企業が最適かを慎重に検討すると、コストと品質のバランスを最適化しやすくなります。
ラオス vs. 他のオフショア拠点:開発比較

比較項目 | ラオス | ベトナム | 中国(上海など) |
---|---|---|---|
人件費 | 都市部では上昇傾向もあるが、まだ比較的安価 | アジアでも安価だが上昇中 | 大都市は高め、地方都市は安め |
エンジニア層 | 若年人口が多く、英語力も向上 | 若手エンジニアが豊富 | 先端技術に強い人材多数 |
政治・経済情勢 | 外資誘致が積極的、通信インフラに地域格差 | 安定化傾向、IT企業進出加速 | 経済規模大きく安定、政策変動に注意 |
強み | 英語対応しやすく、若手人材を確保しやすい | コスト優位、成長市場 | 大規模開発や先端分野に強み |
弱み | 都市間格差、通信インフラ面の課題 | コミュニケーション力に企業差 | 人件費が高騰、文化・言語ギャップ |
ラオスは特に英語対応と若年IT人材の豊富さが魅力ですが、地域間のインフラ差や人材流動性などの課題もあります。自社のプロジェクト内容や規模、予算などを踏まえ、ほかのオフショア先との比較検討が重要です。
ラオスで実績のあるオフショア開発企業を3社紹介
Lailaolab ICT Solutions Co., Ltd

Lailaolab ICT Solutions Co., Ltdとは
Lailaolab ICT Solutions Co., Ltd(ライラオラボ ICTソリューションズ)**は、ラオスの首都ビエンチャンに本社を構えるITソリューション企業です。AIやクラウド、IoTをはじめとした先端技術を活用し、さまざまな産業向けのシステム開発・ソフトウェアソリューションを提供しています。ラオス拠点では、豊富なエンジニアリソースを確保しつつ、安定した品質とリーズナブルな開発コストを両立。日本企業のニーズに合わせ、日本語対応が可能なブリッジSE・プロジェクトマネージャーがプロジェクト初期から参画し、コミュニケーションロスを最小限に抑えます。
対応範囲
- 業務システム開発(基幹システム、ERP、CRM、SCMなど)
- Webサービス / モバイルアプリ開発(iOS / Android / PWAなど)
- AI / データ解析(機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理)
- クラウドインフラ構築(AWS、Azure、Google Cloudなど)
- IoTソリューション(工場向けセンサー管理、スマートデバイス連携など)
- システム保守・運用(24時間監視、オンサイト保守、運用設計)
対応言語 / 技術
- 開発言語: Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
- フロントエンド: React、Vue、Angular など
- データベース: MySQL、PostgreSQL、MongoDB、Oracle など
- インフラ / DevOps: Docker、Kubernetes、CI/CD ツール など
開発形態
- ラボ型開発
長期プロジェクトや機能追加が頻繁に生じるケースで、専属の開発チームを編成。プロジェクトの進捗や要件に合わせて柔軟にスケールアップが可能です。 - 受託開発
要件定義から設計・実装・テスト・納品まで、一括請負の形で対応。プロジェクトの規模や要件に応じて最適な開発体制を構築します。 - アジャイル / ウォーターフォール
プロジェクト要件・期間・コストに応じて、アジャイルかウォーターフォールかを選択。ハイブリッド型のアプローチにも対応可能です。 - ハイブリッド開発
日本側のPMチームとラオス拠点のエンジニアを組み合わせ、コミュニケーションロスを最小化しながら、コスト優位性と品質管理を両立させます。
実績紹介① 製造業向けIoTデータ分析基盤構築プロジェクト
- 使用技術: Azure IoT Hub、Python、Node.js、PostgreSQL
- 概要: 東南アジア地域で複数の製造工場を展開する日系企業向けに、工場のセンサー情報を集約・分析するプラットフォームを構築。リアルタイム分析と可視化ダッシュボードの提供により、生産管理の効率化とダウンタイムの大幅削減を実現。
ポイント:
- 製造工程における詳細要件をブリッジSEが丁寧にヒアリングし、日本語ドキュメントで仕様を整理。
- 短期間でのPoCから本番運用にスムーズに移行し、追加機能の要望にも即時対応できるアジャイル体制を確立。
実績紹介② オンライン教育プラットフォーム開発
- プロジェクト期間: 約10ヶ月
- 開発言語: PHP(Laravel)、Vue.js
- 概要: 教育サービスをオンラインで提供する日系企業の新規立ち上げプロジェクトを支援。学習コンテンツの配信機能、ライブ授業システム、受講者管理・支払い機能を一元的に管理するプラットフォームを構築。
ポイント:
- コロナ禍に対応したスピーディーなリリースを実現し、ユーザー数の急増にも対応可能なスケーラブル構成を採用。
- 現地エンジニアとの連携によるアジャイル開発で、リリース後の機能追加や改善要望を素早く反映。
料金プラン
Lailaolab ICT Solutionsでは、プロジェクトの規模・期間・技術要件に応じて柔軟な見積もりを行っています。
- ラボ型開発: 月額制でエンジニアやブリッジSEを専属でアサイン。稼働状況やプロジェクト進捗にあわせてスケールアップ・スケールダウンが可能です。
- 受託開発: 要件定義後に一括見積もりを提示し、スケジュールと開発体制を明確化。小規模から大規模まで多様な案件に対応できます。
詳細なお見積もりは、要件や技術スタック、運用体制などをヒアリングした上でご案内いたします。まずはお気軽にご相談ください。
企業情報
項目 | 詳細 |
---|---|
URL | https://www.lailaolab.com/ |
開発拠点 | ラオス(ビエンチャン)を中心に、近隣国・日本との連携開発体制も構築 |
設立年 | 2015年 |
従業員数 | 約200名(2023年時点) |
ラオスならではのコストメリットと、エンジニアの英語力・多言語対応力を強みに、日系企業をはじめ世界各国のクライアントにオフショア開発サービスを提供しています。大規模プロジェクトや先端技術開発の実績も豊富で、AIやIoTなど高度な技術領域への取り組みも積極的に行っています。プロジェクト管理面では、日本式の品質基準を取り入れ、丁寧なコミュニケーションを重視。迅速かつ高品質な開発を求める企業には、Lailaolab ICT Solutionsがおすすめです。
Lao IT Development Co., Ltd

Lao IT Development Co., Ltdとは
Lao IT Development Co., Ltd(ラオITデベロップメント)**は、ラオスの首都ビエンチャンに本拠を置くITソリューション企業です。AIやクラウドインフラ、IoTなどの先端技術をはじめ、幅広い開発領域で実績を積み重ねています。ラオス拠点には優秀なエンジニアを数多く擁し、コストパフォーマンスと品質の両立を実現。日系企業向けのブリッジSEが在籍しており、日本語での要件ヒアリングや仕様確認をスムーズに行う体制を整えています。ラオスならではの柔軟な労働環境とエンジニアの英語力を活かし、多国籍なプロジェクトにも対応可能です。
対応範囲
- 業務システム開発
- 基幹システム、ERP、CRM、SCMなどのコアビジネス領域
- Webサービス / モバイルアプリ開発
- iOS / Android / PWAなど、多様なプラットフォーム向けアプリ
- AI / データ解析
- 機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理など
- クラウドインフラ構築
- AWS、Azure、Google Cloudなどを活用したスケーラブルな環境
- IoTソリューション
- スマートファクトリー、センサー連携、データ集積・分析など
- システム保守・運用
- 24時間監視、オンサイト保守、運用設計などのサポート体制
対応言語 / 技術
- 開発言語: Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
- フロントエンド: React、Vue、Angular など
- データベース: MySQL、PostgreSQL、MongoDB、Oracle など
- クラウド / DevOps: Docker、Kubernetes、CI/CD ツールを用いたインフラ構築・管理
開発形態
- ラボ型開発
長期的なプロジェクトに最適な専属チームを編成。プロジェクトの進捗や仕様変更に応じてスケールを柔軟に調整できます。 - 受託開発
要件定義から設計・実装・納品まで一括請負。日本側との密なコミュニケーションにより、認識齟齬を最小化します。 - アジャイル / ウォーターフォール
プロジェクト要件や期間に応じて最適な開発手法を選択。短期スプリントによるアジャイル開発や、段階的な管理を重視するウォーターフォールなど、柔軟に対応可能です。 - ハイブリッド開発
日本側PMチームとラオスのオフショア拠点が協力し、コストを抑えつつ高品質を担保。タイムリーなやり取りが可能なブリッジSEが橋渡しを担当します。
実績紹介① 製造業向けAI画像解析システム開発
- 使用技術: Python(TensorFlow, OpenCV), Node.js, MySQL
- 概要: 製造ラインでの品質検査を自動化するため、カメラ映像をAIで解析し、不良品検知を行うシステムを開発。クラウド上に蓄積されるデータを分析し、リアルタイムな品質改善施策をサポート。
- ポイント:
- ラオス拠点ならではのコストメリットを活かしつつ、先端技術を駆使した高付加価値のシステムを提供。
- ブリッジSEが初期設計段階で日本側の現場要件を緻密に吸い上げ、開発チームに正確に伝達することで、短納期でも品質を確保。
実績紹介② オンライン学習プラットフォーム構築
- プロジェクト期間: 約8ヶ月
- 開発言語: PHP(Laravel), Vue.js
- 概要: 教育関連企業の新規ビジネス向けに、オンライン授業・教材管理・受講者マイページなどを一元管理する学習プラットフォームを構築。
- ポイント:
- コロナ禍のニーズに対応するため、短期リリースと段階的機能拡張をアジャイルで進行。
- 安定稼働後は運用・保守フェーズもラオス拠点で対応し、コスト低減と品質維持に成功。
料金プラン
Lao IT Developmentでは、プロジェクトの規模・期間・技術要件に合わせて柔軟な見積もりを提示しています。
- ラボ型開発: 月額制でエンジニアをチーム単位でアサイン。プロジェクト進行に合わせて人員を調整しやすいため、要求変更にも柔軟に対応可能です。
- 受託開発: 要件定義完了後に一括見積もりを提示。スケジュールとあわせて明確な納期を設定し、ウォーターフォール型でもアジャイル型でも進行可能です。
詳細は、要件や予算、運用規模などによって変動いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
企業情報
項目 | 詳細 |
---|---|
URL | https://laoitdev.com/#:~:text=for%20your%20development |
開発拠点 | ラオス(ビエンチャン)を中心に、アジア近隣国・日本との連携体制 |
設立年 | 2018年 |
従業員数 | 約150名(2023年時点) |
ラオスの安定したビジネス環境と優秀なエンジニア陣を活かし、コスト削減と高品質の両立を実現しているのが大きな特長です。大規模プロジェクトからスタートアップ支援まで、幅広い案件に対応可能。日本語でのやり取りを重視する企業や、先端技術領域での開発を検討中の企業は、ぜひLao IT Developmentへ相談してみてください。
MGM Complete IT Solutions

MGM Complete IT Solutionsとは
MGM Complete IT Solutionsは、ラオス・ビエンチャンに本社を置き、東南アジアや日本をはじめとするグローバル企業向けにITソリューションを提供している企業です。AIやクラウド、IoTなどの先端技術を取り入れたシステム開発で多くの実績を持ち、日系企業プロジェクトにおいては、日本語対応のブリッジSEやプロジェクトマネージャーが参画。コミュニケーション面の不安を解消しながら、高品質な開発をリーズナブルなコストで実現します。
対応範囲
- 業務システム開発(基幹システム、ERP、CRM、SCMなど)
- Webサービス / モバイルアプリ開発(iOS / Android / PWAなど)
- AI / データ解析(機械学習モデル構築、画像認識、自然言語処理)
- クラウドインフラ構築(AWS、Azure、Google Cloudなど)
- IoTソリューション(工場向けセンサー管理、スマートシティなど)
- システム保守・運用(24時間監視、オンサイト保守、運用設計)
対応言語 / 技術
- 開発言語: Java、PHP、.NET (C#)、Python、Ruby、Node.js、Go、Kotlin、Swift、Objective-C など
- フロントエンド: React、Vue、Angular など
- データベース: MySQL、PostgreSQL、MongoDB、Oracle など
- インフラ / DevOps: Docker、Kubernetes、CI/CD ツール など
開発形態
- ラボ型開発
長期プロジェクトや大規模開発に最適。専属チームを編成し、必要に応じて柔軟にスケールアップ/ダウンが可能です。 - 受託開発
要件定義から設計、開発、テスト、納品まで一括請負。日本語での要件調整にも対応し、納品後のサポート体制も充実しています。 - アジャイル / ウォーターフォール
プロジェクトの性質や期間、コストに合わせて最適な開発手法を選択。ハイブリッドな開発スタイルにも柔軟に対応します。 - ハイブリッド開発
日本側のPMチームとラオス拠点のエンジニアが協働。時差やコミュニケーション課題を最小化しつつ、コストメリットと品質維持を両立させます。
実績紹介① 物流企業向け在庫管理システムの開発
- 使用技術: Laravel(PHP)、Vue.js、MySQL
- 概要: 東南アジアで倉庫・物流事業を展開する企業向けに、在庫管理と出荷管理を一元化するWebアプリを開発。リアルタイム在庫確認や自動発注機能を実装し、在庫過不足のリスクを大幅に削減。
ポイント
- ブリッジSEが日本側担当者との要件すり合わせを密に行い、追加要望や機能拡張にもスムーズに対応。
- リリース後も運用・保守を継続受託し、システムの安定稼働をサポート。
実績紹介② オンライン学習サービス構築プロジェクト
- プロジェクト期間: 約1年
- 開発言語: Node.js、React
- 概要: 教育関連スタートアップが提供するオンライン学習プラットフォームの構築をラオス拠点チームが担当。動画配信やライブ講義機能、学習進捗管理機能を実装し、サービスリリース後のユーザー数増加にも対応可能なクラウドインフラを設計。
ポイント
- 機能追加やUI/UX改修を短いスプリントで繰り返すアジャイル開発を採用。
- エンドユーザーからのフィードバックを即時に反映し、サービスの改善サイクルを高速化。
料金プラン
MGM Complete IT Solutionsでは、プロジェクトの特性や技術要件、期間に応じて柔軟な価格設定を行っています。
- ラボ型開発: 月額制によるエンジニア・ブリッジSEのアサイン。稼働状況に応じてスケール調整が可能です。
- 受託開発: 要件定義を経て一括見積もりを実施。スケジュールや成果物の範囲を明確にした上で、安定的な開発体制を構築します。
詳しいお見積もりやご相談は、プロジェクト要件・技術スタック・運用体制をヒアリングした後にご案内いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
企業情報
項目 | 詳細 |
---|---|
URL | https://mgm-communications.la/ |
開発拠点 | ラオス(ビエンチャン)を中心に、近隣国や日本との連携開発体制も構築 |
設立年 | 2010年 |
従業員数 | 約150名(2023年時点) |
オフショア開発拠点としてのラオスチームは、英語力・多言語対応力とともに、コスト競争力を強みに持っています。大規模プロジェクトから先端技術を伴うシステム開発まで、MGM Complete IT Solutionsにぜひご相談ください。グローバルで培ったノウハウと充実した品質管理体制で、高品質なオフショア開発サービスを提供します。
ラオス(オフショア)開発のよくある質問

Q1. ラオスでオフショア開発を行うメリットは何ですか?
比較的低い人件費やオフィス維持費によるコスト削減効果に加え、治安や政治が安定しておりビジネスを継続しやすい点が挙げられます。また、ASEANの中心に位置する地理的優位性を生かし、近隣諸国との連携や市場拡大を念頭に置いた開発戦略を構築できるのも魅力です。さらに、新興市場としての成長ポテンシャルも期待できるため、投資先として注目されています。
Q2. ラオスのIT人材のスキルレベルはどの程度ですか
大学や専門教育機関が充実しており、基礎的なプログラミングスキルを持つ若い人材が増えてきています。近年ではWebアプリやモバイルアプリなど、最新技術を学ぶエンジニアも増加傾向にありますが、複雑なシステム開発や先端技術への対応はまだ限られるため、プロジェクト内容に応じた見極めが必要です。
Q3. 言語・コミュニケーションの課題はありますか?
ラオスでは母国語がラオス語であり、英語に関しては人によって得意・不得意の差があります。ただし、ビジネス英語をこなせる層も一定数おり、大規模案件であればブリッジSEやPM、通訳などを活用してスムーズにコミュニケーションを補完できます。
Q4. 時差や交通アクセスなどのインフラ状況はどうですか?
日本との時差は2時間程度と比較的少なく、オンライン会議などの調整が容易です。首都ビエンチャンの国際空港からは近隣国へもアクセスしやすく、都市部ではインターネットインフラも整備されています。ただし、地方に行くほどネット環境などのインフラ格差が大きい点には注意が必要です。
Q5. ラオス政府のIT関連政策はどうなっていますか?
ラオス政府は外資誘致やIT・テック分野への投資を進め、ビジネスインセンティブや税制優遇策などを整備しつつあります。ただし、IT分野の法整備や知的財産権保護については発展途中の部分もあるため、進出前に最新の法令や規制を確認することが重要です。
まとめ|ラオスのオフショア開発で新たなビジネス展開を
ラオスは豊富な若年人口と旺盛なスタートアップ文化を背景に、オフショア開発の有力候補として注目を集めています。英語対応がしやすく、コストメリットも見込める一方、都市部の人材流動やインフラ格差といった課題を理解し、最適な拠点選びやプロジェクト管理を行うことが成功の秘訣です。
日本とラオスは地理的にも比較的近く、2〜3時間程度の時差でコミュニケーションが取りやすいため、上手にマネジメントすれば大きな利点を得られます。事前の調査やパートナー選定を丁寧に行い、ラオスオフショア開発を活用して新たなビジネスチャンスをつかみましょう。
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正直、オフショア開発は難しいです。
ただ成功するか失敗するかは一緒にやるパートナー次第です。
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